「医療者はなぜ“まず体から”整えるべきなのか」
待ちに待った休日。あなたは何をしますか?
真っ先に寝ることを思い浮かべた方、多いと思います。
しかし、寝すぎて「今日も何もできなかった」と罪悪感を感じたことはありませんか?

休日に何もできないのは、意志が弱いからでしょうか。
やる気が足りないからでしょうか。
いいえ、違います。
医療者がまず整えるべきなのは「思考」ではなく「体の循環」です。
体の流れが滞ったままでは、どれだけ前向きに考えようとしても動けません。
以前は体を休める=”寝るだけ”でした
20代の私は仕事終わりに必ずため息をついてました
そのため息は今日一日終わったことの安堵の他に体にのしかかる”疲れ”を一気に感じたからです。
休みの前の日には連勤の重なった疲労でさらに重い体を引きずって帰路についてました
そして休日真っ先にやることは「昼前まで寝ること」そしてまただるさを引きずりながら出勤する。休日に寝て、何もできない・・・
これ、多くの方が経験することじゃないでしょうか?
頭では動かなきゃいけないと思ってもなかなかできませんよね。
私はずっと、「もっと休みの日もやる気を入れないと動けない」と思っていました。
でも違ったのです。
なぜ医療人はへとへとになってしまうのか
そもそも私たちはなぜ日々へとへとになってしまうのでしょうか?たくさんの理由が考えられますが、多くの医療者が共通して言えることは
- ・長時間立位や座位となり同じ姿勢でいることが多い
- ・一日の移動距離が長い
- ・患者さんや利用者さんの介助など力仕事もある
といった肉体的な疲労と
- ・リスクや責任のある業務内容で常に集中し、交感神経優位となっていること
- ・患者さん、利用者さんの様々な訴えに対応しなければいけない
といった精神的疲労が積み重なった結果であると思います。

つまり、医療者の疲労は「止まれば回復する単純な疲れ」ではないのです。
そして休日に動けなくなり罪悪感を感じる。
罪悪感をもたない
まずお伝えしたいのは、あなたが怠けているわけではないということです。確かに、睡眠によって体を休めることは最も重要です。しかし、休日に寝すぎることは
- ・体内時計を狂わせて頭痛や倦怠感を引き起こす
- ・寝たままの姿勢を長時間取ることで全身の血流が悪くなり、筋肉痛や疲労の増悪を起こしてしまう
という結果を生み、逆に体を不調にしていく原因となります。そして寝すぎることへの罪悪感や休日に何もできなかった罪悪感を感じさせ、日々の仕事中にもネガティブな感情を引き起こしまた疲労がたまっていく・・・
心の中で悪循環となってしまいます。
このように私たちの感情や考え方は体の調子の影響に大きく左右されてしまいます。
これは私たちが休む=動かないという固定概念を持ち、次の仕事までに自分のコンディションを整える循環を止めていることが原因です。体の循環を取り戻すためには安静だけではなく動いて調整することも必要です。
寝る以外の休日の行動は?
では寝る以外の休み方とはどんなものがあるでしょうか?
「体を整える」編では動くことによる体の調子の戻し方を解説しています!
医療者がまず整えるべきなのは、思考ではなく体の循環です。
循環が整えば、感情も自然と整っていきます。
無理に前向きになろうとしなくても、体が先に動き始めます。
具体的な方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
・アクティブレストについてはこちらから
医療従事者の休日に疲れが取れない理由|休日や夜勤明けを整える回復方法とアクティブレスト|かる~くブログ
ここから、医療者の整え設計図をスタートしていきましょう。
